現在、お客様応援課長を務める私は、約15年のキャリアで4つの営業店を経験してきました。入庫1年目に預金業務を担当して以降は、主として渉外業務に携わっています。ターニングポイントとなったのは3店舗目の営業店です。そこは若い職員が多く、年次が高い私が自然と指導役のような役割になったのですが、何かを教える時に気をつけていたのは、命令口調で指示を出すような言い方はせずに「こういう風に一緒にやっていこうよ」というニュアンスで伝えること。また自分が先頭に立って後輩たちを牽引していければ、営業店の成長につながるとも考えていました。ただ、近年の若い方々は自分たちの頃と比べて基本的な能力が高くとても優秀で、チェックが必要な書類なども、ほぼ完璧に近い形で提出してきます。自分で調べ、自分で仕事のクオリティを上げられる。そういった特長を持った世代ですが、一方で積極的に質問してくるような若手が少ないのはすこし寂しいですね。自分自身で答えを導き出せるのはもちろん良いことですが、他人の意見を聞いてみて、「こんな方法もあったのか」と、新たな発見を得るような経験も積極的に積んでいってほしいです。


4店舗目となった現在の営業店で課長を拝命いたしました。担当者が収集してきた情報の精査や検証、お客様先への部下との同行、ご相談内容に対する解決方法の提案など多岐にわたる業務をこなしながら、課で設定されている目標を達成へと導くのが私の役目です。入庫当時から大切にしてきた「謙虚で真摯に」のモットーを心に掲げながら日々がんばっています。これまでは自分の能力が上がっていくことにやりがいを感じていましたが、課長職となってからは部下たちがお客様から感謝の言葉をいただいて喜んでいる顔を見ることを幸せと感じるようになりました。思うような結果が残せていない部下に対しては、丁寧に言葉を選びながら指導しています。成長のスピードは一人ひとり違って当たり前。私だって時間がかかりました。
将来的には支店長になり、任せられた地域の活性化に貢献していきたいです。これまで経験してきた全ての営業店に、さまざまな特色がありました。私は職員同士の距離感が近く、何でも相談し合える、城南信用金庫らしい雰囲気の営業店をつくっていきたいです。

先輩からのメッセージ
業務を通じて経営者や個人事業主、個人など、さまざまなお客様のお役に立てるのは城南信用金庫で働く魅力の一つです。また、地域への貢献という確固たる信念を持って活動しているので、街を歩いているとたくさんの人が挨拶をしてくださいます。私はどんな性格の人でも活躍できるチャンスがあると思っていますので、挑戦してみたい人は一緒に頑張っていきましょう。
休日の過ごし方
2人の子どもと公園で遊ぶ時間が私の癒しです。習いごとを通じて子どもの成長を見られる瞬間も幸せですね。週末に家族で過ごす時間を大切にしたいので特に週末前の夜はお酒を飲みすぎないように気をつけています。