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城南信用金庫で働く

ビジネスドキュメント

城南信用金庫の営業店は「全員渉外」を掲げてお客様との関係を深め、職員の成長と地域の活性化を実現しています。

営業店の若手職員2名の一日に密着して、その様子をご紹介しましょう。

お客様を第一に考える。信用金庫としての信念が個人の成長につながっていく。

お客様を第一に考える。
信用金庫としての信念が
個人の成長につながっていく。

お客様応援課Y.R

お客様応援課

Y.R

2019年度入庫

最も努力が必要で、最も成長を感じる瞬間は“今”。これからいろいろな営業店を経験し、たくさんの人に出会うことでさらなる成長を目指す。

お客様応援課T.Y

お客様応援課

T.Y

2020年度入庫

最近はどんなお客様が相手でも堂々と立ち振る舞えるようになった。後輩から「Tさんには何でも聞きやすい」と思ってもらえるような存在になりたい。

支店長T.M

支店長

I.M

1997年度入庫

職員とのコミュニケーションを大切にし、プライベートの相談もできるような関係性を重視している。お客様第一の考えを営業店にもっと根付かせていきたい。

8:30 若手職員が切磋琢磨する環境が互いの能力を最大限に高める。

個人経営の飲食店や情緒あふれる銭湯、歴史ある神社などが存在し「昔ながら」という言葉が似合う街の、幹線道路沿いにその営業店はあります。地域に寄り添うようにたたずむ店内からは、朝から若手職員の会話が聞こえてきます。
「これから行く訪問先への融資について、ちょっとお聞きしてもいいですか。」入庫4年目のTさんは一つ上の先輩のYさんに助言を求めました。「このお客様にはどんな融資が最適かということだね?」と、その一言一句から物腰の柔らかさが伝わる優しい口調でYさんは応えます。
「1年違いとは思えないほど頼もしいです。わからないことは質問すればすべて答えてくれます。」と話すTさんに対し「融資に関しては私の方が携わってきた期間が長いので、アドバイスできることもありますが、預金に関してはTさんの方が詳しいです。」と控えめに答えが返ってきます。若い職員が互いに教え合いながら日々の業務を遂行している営業店なのです。

9:30 お客様との関係を構築しながら
ご提案につなげる難しさと面白さ。

Tさんは9時を過ぎた頃には営業店を出発し、個人のお客様を訪問して集金業務やご提案などを行っています。「朝のうちに訪問してほしいと言われるお客様もあります。1日のスケジュールのお邪魔とならないように心がけています。」些細な会話がお客様のお悩み事を知るヒントとなることも多く、Tさんは良好な関係の構築に力を注いでいます。最近では法人のお客様を担当することも増えてきました。「法人のお客様を訪問する際は、事業内容について調べたり、決算書を読んだりして、その会社の状況を把握しておきます。さらにどんなアプローチでご提案につなげるのかという準備も重要です。」そう話すTさんは高い向上心で渉外担当者として成長していきます。

お客様との関係を構築しながらご提案につなげる難しさと面白さ。
支店長T.M

10:30 入庫5年目の渉外担当者として新たなステージに突入。

外訪前に、お客様にどんな内容のご提案をするのか、どれくらいの時間をかけてお話しするのか、Yさんはいつも頭の中で入念にシミュレーションを行います。その重要性と入庫5年目となった現在の心境をこう話します。「入庫して間もない頃は、お客様に対して融資を提案するいわゆる“攻め”の業務に徹してきました。しかし最近では既存の融資先の経営や資金繰りをお支えする“守り”を意識した業務も増えてきています。渉外担当者として新たなステージへ進んでいく手応えを感じながら、先輩や上司にも指導を仰ぎつつ丁寧に対応していくことを心がけています。」今こそ努力が必要なときであると認識しているYさんは、決意に満ちた表情で営業店からお客様のもとへ出発していきます。

12:30 この仕事の一番のやりがいはお客様の笑顔が見られる瞬間。

午前の外訪を終え、2人が営業店に戻ってきました。昼食をとりながらTさんがその日あった出来事を話します。「今までなかなか踏み込めなかった、衣料品を扱う法人のお客様を訪問してきたのですが、お客様の商品を自分で使ってみた感想をお伝えしたところ、とても喜んでいただき、そこから一気に融資の提案まですることができました。」何よりもお客様の笑顔を見られることがこの仕事のやりがいであるとTさんは実感しています。「飲食店のお客様で1号店の開店時から私が担当してきたのですが、事業の拡大に成功しこの度3号店が開店します。Yさんで良かったと言っていただいた時の喜びは私の宝物です。」2人はこの仕事のやりがいを確かめ合うと、次なるお客様の喜びに出会うために、午後の外訪へと向かいました。

15:30 職員一人ひとりの成長こそ城南信用金庫の未来。

午後の外訪から戻ってきた2人を支店長が「おかえりなさい!」と出迎えます。業務についてだけでなく、プライベートでも相談ができるくらいアットホームな雰囲気の支店長は2人の特長についてこう話します。「Yさんは人の懐に入り込む力があります。後輩も増えてきて頼もしさが増しました。これから違う営業店も経験すると思いますが、どんな人とでも上手くやっていける職員であってほしい。Tさんも同様にお客様から信頼を得る力を持っています。さまざまな企業の社長様と向き合いながら、チャレンジする気持ちを忘れずに成長してほしいと願っています。この営業店は若い職員が多いこともあり、これからも育成に力を入れていきたい。」と話す支店長。お客様を第一に考えるという城南信用金庫としての揺るぎない想いは、職員一人ひとりに力強く根付いています。

職員一人ひとりの成長こそ城南信用金庫の未来。