大切なのは話術や営業スキルではなく
お客様第一という気持ちと勇気です。
就職活動で城南信用金庫の説明会に参加した時に、リスクのある商品を扱わないというお客様第一の理念に惹かれたことが志望動機になりました。入職の決め手は、地域の中小企業を支えるという仕事に魅力を感じたことと、営業店の雰囲気や先輩方の人柄です。配属後は預金後方事務を経て、その年の末に窓口担当になりました。2年目からLAとして渉外活動をしていましたが、今は新型コロナウイルスの影響でお客様を訪問することが難しいため、窓口業務と兼任しています。
奥沢支店は高齢のお客様が多いので、相続対策として保険や「いつでも安心サポート」を提案することが増えてきました。この付近は自宅を所有しているだけでも多額の相続税がかかる可能性があるため、お客様の状況に合わせて、早めに対策を提案できるように心がけています。先日も窓口にいらした80代のお母さまと50代の娘さんに、すぐに現金化できる保険のメリットをお伝えしてご契約いただきました。お客様が、これで安心できると喜んでくださったことで、提案してよかったと心から思いました。

LAになったばかりの頃は、相続対策はお客様の資産や家族構成などプライベートな情報についてお聞きする必要があるので、提案しにくいと感じていました。でも、何の準備もしなければ、万一の時に困ってしまうのはお客様です。お声がけするのもお客様のためだと気づいてからは、迷わず積極的に働きかけられるようになりました。
窓口でも渉外でも、大切なのはお客様について知ることです。高度な話術や営業スキルは要りません。お客様のお役に立ちたいという気持ちと、聞く勇気があれば十分だと思います。
今後は、為替や融資など一通り業務を経験して、幅広い知識を身に付けたいと考えています。今までは先輩や上司に教えてもらう側だったので、まずは後輩から頼られる先輩になれるように努力します。将来の目標は、お客様が何かお困りの時に「橋本さんに相談してみよう」と思ってもらえる担当になることです。

