Q&A


Q1電子記録債権とは何ですか?
電子記録債権とは、電子債権記録機関の記録原簿への電子記録をその発生・譲渡等の要件とする、既存の手形債権や売掛債権等とは異なる新たな金銭債権です。
詳しくは「電子記録債権とは」をご覧ください
Q2でんさいネットの特長は何ですか?
でんさいネットの特長は「1.手形的利用」「2.全銀行参加型」「3.間接アクセス方式」です。
詳しくは「でんさいネットの3つの特長」をご覧ください
Q3でんさいネットの活用によって、利用者にどのようなメリットがありますか?
取引金融機関の継続利用、簡易な決済方法の実現のほか、様々なメリットがあります。
詳しくは「電子記録債権とは」のメリットの部分をご覧ください
Q4「でんさい」は、手形以外の金融取引でも利用することができますか?
手形代替に限らず、売掛債権への活用など、幅広い利用が想定されます。
・売掛債権への活用
現在、「振込」で決済を行っている企業においては、「でんさい」を利用すれば、振込期日前であっても「でんさい」を簡易に譲渡することができるため、手持ちの債権を有効活用できるようになります。
Q5でんさいネットは、誰でも利用できますか?利用するための要件はありますか?
でんさいネットを利用するには、本邦居住者である法人または個人事業主であるとともに、一定の要件を満たすことが必要です。国や地方公共団体も利用できます。
Q6複数の金融機関で利用することはできますか?インターネットバンキング等利用時の仕様は、金融機関ごとに異なるのですか?
「でんさい」は複数の金融機関で利用することができます。ただし、金融機関によって利用方法が異なるほか、利用者の管理は金融機関が行うことになりますので、利用申込も取引金融機関ごとに行っていただく必要があります。なお、いったん発生させた、または譲渡を受けた個々の「でんさい」に対しては、途中で金融機関を替えることはできません。
Q7でんさいネットの営業日・営業時間を教えてください
平日(金融機関営業日)の9:00~15:00までは、当日扱いの請求、先日付(翌日以降)を指定した予約請求のいずれも行うことが可能です。15:00~17:00までは先日付(翌日以降)を指定した予約請求のみの取扱いとなります。
Q8「でんさい」の支払方法とその手順を教えてください。
支払期日になると、債務者口座から債権者口座へ自動的に送金されます。振込手続や手形の取立手続のような面倒な手続は一切不要です。
Q9「でんさい」の会計上の取扱いはどうなりますか?
会計処理上は、手形に準じて取扱うこととされています。
例えば、売掛金(買掛金)に関連して電子記録債権を発生させた場合は「売掛金」を「電子記録債権」に振り替える(または、「買掛金」を「電子記録債権」に振り替える)といった処理を行うことになります。なお、区分掲記される取引であっても、重要性が乏しい場合(全体に占める割合が低い場合)には、手形債権に含めて表示することができるとされています。
Q10他の電子債権記録機関で発生させた電子記録債権を、でんさいネットで利用することはできますか?
他の電子債権記録機関で発生した電子記録債権は、でんさいネットで利用することはできません。
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