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支店長 A.T

支店長

A.T

一人ひとりが豊かな個性を発揮し
成長を実現できる環境をつくる。

入庫して最初に配属されたのは営業店でした。4年目に人事部に異動して8年勤めた後、営業店のお客様応援課長に就任。その後、営業部本店の副支店長を経験して2022年6月から現職となります。人事部から異動して、初めて課長を任された時は営業店の仕事から8年間も離れていたため、感覚が戻るまで苦労しました。上司や部下をはじめ、周囲の人々が支えてくれたことは忘れられません。
改めて、自分のキャリアを振り返ってみると、入庫から今まで多くの人に恵まれ、助けられてきたと思います。新人時代を過ごした営業店の支店長は熱い思いの持ち主で、仕事に対する真摯な姿勢と職員のモチベーションを高める優れた指導力に影響を受けました。どんな時も明るく前向きに取組めば道は開けるという言葉に、何度救われたかわかりません。また、お客様との出会いからも多くを学んできました。支店長になった今、その人たちの恩に報いる番です。リーダーシップを発揮して職員に方針を示し、もっとお客様のお役に立つためにはどうすべきかを伝えるように心がけています。職員は支店長が何を考え、どこを目指しているのかを知ることで、安心して業務に取組めるからです。

私が支店長として気を配っているのは、職員一人ひとりのコンディションを把握することです。悩みごとのサインは、日常のちょっとした表情や態度に表れます。さりげなく声をかけてコミュニケーションをとりながら、何か問題を抱えている兆候がないか確認しています。最近の若手を見ていて思うのは、自分の新人時代よりも優秀だということです。成長意欲が高く、自分を取り巻く環境を理解し、使命感を持って仕事と向き合っています。そうした若手の職員たちが自分の個性を発揮しながら働き、いいところを伸ばして成長してほしい。そのための環境を整えるのが私の役割だと考えています。
今の営業店は法人よりも個人のお客様が多く、私が今まで経験してきた営業店とは少し環境が異なります。営業店としての歴史はありますが競合も多いため、いかに城南信用金庫の存在感を高めていくかが今後の課題です。特に若い人たちに利用してもらうために、城南信用金庫を知ってもらう必要があります。私が城南信用金庫を志望したのは、銀行にはない親近感と温かさに惹かれたからでした。地域に寄り添い、お客様一人ひとりを支える姿勢は今も変わりません。まず、そこを理解していただくことが大切です。人との出会いを大切にし、お客様のお役に立つことを第一に全職員が「明るく前向きに」進んでいける営業店にしたいと考えています。

先輩からのメッセージ

就職活動に際しては、会社の規模やイメージではなく自分がどんな仕事をしたいのかという軸を決めることが重要です。私の軸は、金融の仕事を通じて地域社会に貢献することでした。その軸をしっかり考えたうえで、城南信用金庫を選んでくれたら、うれしく思います。

休日の過ごし方

双子の息子たちとキャッチボールをしたりして遊ぶのが休日の日課です。平日は時間がとれないので、休日はできるだけ一緒に過ごすようにしています。空いた時間を読書など自分の趣味にあてています。