「勤倹貯蓄」を願い、「信ちゃん」の貯金箱を復刻

信ちゃん物語 ~今、なぜ信ちゃんなのか?~

(平成23年5月20日)

信ちゃんは、信用金庫のマスコットとして誕生し、その愛くるしい表情から人気を博し、昭和40年代以降、全国の信用金庫のキャラクターとして大活躍しました。当金庫においても、信ちゃんは、粗品など様々な場面で登場しており、信ちゃん人形が営業店の店頭に飾ってあったのをご覧になった方もいらっしゃると思います。その中で、信用金庫が地域のお客様に奨励していた貯蓄による「豊かな国民生活の実現」のシンボルとして、そして、コツコツと貯蓄に励むキャラクターとして信ちゃんが利用されるようになりました。信ちゃんは、いわば「勤倹貯蓄」の象徴だったのです。

しかしながら、日本経済が高度経済成長期を経て、バブルの時代へと差し掛かった頃、人々の中に、アメリカ流の考え方を真似て、「株や投資信託などに投資をして簡単にお金を儲けよう」、「投資ができる人間こそ真の経済人である」、さらには、「儲かりさえすれば何をしてもいい」といった風潮が出てきました。「金融教育」の名のもとに、小学校の頃から株式投資について教えようという動きも出てきています。それにつれて、コツコツ貯蓄型の信ちゃんの姿は全国でも見かけなくなり、過去の物として忘れられるようになったのです。

このため、当金庫では、投資信託などのお客様に損失を与える可能性のあるリスク商品は一切取扱っておらず、安全確実な預金商品のご提供に努める一方で、カードローン等の遊興費を融資する消費者金融業務は一切行うことなく、お客様と一体となった経営の改善や、お客様の発展繁栄のお役に立つ健全な融資の取扱いを通じて、地域のお客様を全力でご支援するなど、金融機関の原点である「間接金融専門金融機関」を貫き、地域金融機関としての役割発揮に力を注いでいます。

当金庫では、信用金庫の理念である「豊かな国民生活の実現」に向けて、額に汗してまじめに働き貯蓄をすることの大切さ、即ち「勤倹貯蓄」を推奨するとともに、一生懸命働くご両親などに感謝の気持ちを持ってもらいたいという思いを込めて、今回、貯蓄の象徴である「信ちゃん貯金箱」を復刻いたしました。

信ちゃん

先程も申しましたように、信ちゃんは、昭和の昔にたいへん人気がありましたので、多くのお客様にとって、なつかしい、思い出深いキャラクターではないかと思います。「信ちゃん貯金箱」をご覧いただけば、なつかしい思い出がよみがえるのではないでしょうか。 お子様やお孫様に、「信ちゃん」の貯金箱ならびに、マンガ小冊子をお渡ししていただければ、お父様やお母様のお子様への愛情と、本当の意味でのお金の大切さを伝えていただけるのではないかと思います。

信ちゃん家族